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官能私小説ノート

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24-1話 「次弟の会社の倒産と父のその後」

次弟は子供の頃から私と張り合っていて、私は父との折り合いが悪かったので、次弟はその間を縫って調子良く父の機嫌を取って可愛がられていました。

私の父は先祖代々が遺してくれた東京の山手線内側の駅前の土地に貸しアパートと貸店舗を持っていたのです。

その貸店舗には会員制クラブやおにぎり屋さんがテナントとして入っていました。

そのテナントに私が小学生の低学年の頃に父が良く私を連れてクラブやおにぎり屋さんに行った時に父は会計をしないで出て来ようとしました。

私は父に「支払いをしないのは食い逃げだよ」と言いました。

私は父のこのようなズルさが大嫌いだったのです。

父はその時に「大家は金を払わなくても良いんだ」と言ったのです。

私は「大家さんはオバサンたちから家賃を貰っているんだから、自分が飲んだり食べたりしたものは払わないとダメだよ」と言うと、

父は私の頭を思いっ切り、拳骨で殴り、「生意気言うな!」と言ったのです。

経営者のオバサンたちは「和ちゃん、ありがとう、でも子供はね、お父さんに逆らったらダメだよ」と言ったのです。

この時に私は大人の世界は間違っていると思って今でもその光景は脳裏に鮮明に残っています。

話を戻して社会に出てからその弟は3年後に建設関係の会社を父の資金で興して社長になり、バブルと共に大きくなって、バブルの崩壊と共に我が家依田家の代々の財産全てを溶かして消滅させ、その弟は4人の子供と妻を残して失踪したのです。

その後の後始末を被せられたのがこの調子の悪い私だったのです。

いつも弟や両親の後始末をさせられるのは私だったのです。

バブルの時の弟と父の鼻息と言葉の荒さは尋常ではなく、長男の私に対して弟も父も「いつまで他人の飯を食っているんだよ」と言う始末で、銀行や国の資金を借りられるだけ借りて、放漫経営の結果、数億円の金が返済できずに抵当に入れていた代々の土地や実家の土地建物の全てを塵と散らせたのです。

その間にその弟の嫁は経理を預かっていたので、融資された金の一部を貸金庫に仕舞い、弟の失踪後に順風満帆の生活をし出したのでした。

父はその嫁の事を「あの雌狐に良い様にやられた」と言って悔しがっていたのですが、後の祭りでした。

その後の両親は実家の直ぐ近くの築50年を過ぎたボロ屋のアパートに引っ越して余生を過ごしたのです。

(つづく)





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