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官能私小説ノート

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24-2話 「次弟の会社の倒産と父のその後」

私は父に何度も「自分たちが住んでいる家と親父の会社の退職金だけには手を付けるなよ、それさえあれば、年金とその金と家で一生、暮らしていけるんだから」と言うと、

父は私に「お前は俺の財産を狙っているのか?!」と怒り出す始末で、その頃の父は朝から酒を煽っていてアル中状態でした。

案の定、父は自己破産の申請をしたのですが、弁護士に払う金(30万円)も無くて私が肩代わりしたのです。

その後も山っ気は直らず、私に「1千万用意しろ!」との電話を貰ったのですが、そんな金を簡単に用意できるほど、私の商売は甘くないので、「簡単に言うなよ、そんな大金は用意できないよ、また何をしようと思ってるの?」と訊くと、「携帯屋をやる」と言うので、「サラリーマンしかやった事がないんだからやらないで、年金でお袋と大人しくしてな」と言うと、父の直ぐ上の姉(叔母)から500万円を借りて携帯屋を開業したのですが、アル中の父が商売などできる訳もなく、半年も経たない内に倒産したのです。

その後、その貸した叔母とある葬儀で顔を合わせた時に「和ちゃん、あんたのお父さんに500万円貸したんだけど、貴方保証人になってよ」と言われたのです。

私は「叔母さん、何で貸す前に相談しなかったの、その金は溝に捨てたと思った方が良いからね」と言いました。

叔母さんはかなり落ち込んでいました。

父の姉弟は金に無頓着で、祖母が生前中は何でも後始末をしてくれていたので、甘いんです。

窮地になったら誰かが手を差し伸べてくれるぐらいに思っているので、責任感というものが全く無いので、子供の立場ながら見ていてハラハラしたものでした。

父はその後、飲酒後にバイクを運転して倒れ、脳出血で寝たきりになって3年の闘病生活の間に認知症を併発してその後他界しました。

葬儀の際にその下の弟が離婚して実家に戻ってきていたので、私が頭金を出して母と住む家を購入させたのです。

母の面倒を見てもらっていた末弟に対しても引け目がありましたし、母自身もただ末弟に世話になるのでは、肩身が狭いと思っての事でした。

その葬儀の席に、失踪した次弟を見付け出して葬儀に参列させました。

その時には次弟は次の嫁さんと結婚していて幸せな家庭を作っていたのです。

私はその姿を見て「ふざけんな!お前が失踪した事でどれだけの人に迷惑を掛けたと思ってるんだ」と思い、言いそうになりましたが、既に過去の事で、恨み節になるので言葉には出しませんでした。

その数年後に直ぐ次弟は喉頭がんで他界しました。

葬儀に私は行きませんでした。

その後、また金銭面で頼られて、これ以上、この家族に付き合っていると、私自身や家族そして会社までおかしくなるのではと思い、付き合いを止めました。

私はその新築した末弟と母の家には一回も行っていません。

末弟から「兄貴、ゴルフ始めたんだけど、クラブとシューズ買ってくれよ」でした。

勤務する会社では工場長をやっていて二人も子供のいる40才過ぎの男が、兄に甘える言葉ではありません。

母は年金を十分に貰っているにも関わらず、末弟もそれなりの高給取りなのに、甘えられると思ったら湯水のようにもっともっとと甘えてくる人種です。

人の金は自分の金、自分の金は自分の金の精神でしょうかね?

私はこういうのダメなんですよね。

甘えられません。

(END)

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