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官能私小説ノート

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歯科医の純子 28-1話 出会い

純子と初めて会ったのはクリスマスの前々日でした。

その日は高校時代の親友、大手製薬会社の支店長の蛭川の誘いで彼の行き付けの割烹料理屋に行き、この店の常連と豪語する彼がいつも座っているというカウンターの端の2席に並んで座り、昔話に花を咲かせていると次第に店は混んできて空いている席は私の横の2席を残すのみになっていた。

その空いている席に品の良い40歳代のカップルが座り店は満席になりました。

そのカップルは共にブランド物の洋服を着こなし、如何にもセレブだという感を醸し出していました。

中年太りで小腹の出た男性は紺系のスラックスに水色のストライブが入ったシャツにグレーっぽいジャケットブランド物のセカンドバッグ、女性は黒と白の複雑なストライブが入ったワンピースでバッグと靴も品の良いブランド物でした。

カウンターの中の板前さんと女将さんそしてスタッフも蜂の巣を突いたかのように忙しそうに働いていました。

私たちの注文した料理やドリンク類もカウンターの前から「蛭川さん、ここからでごめんなさい」と板前さんや女将さんが手渡してくれ、隣のご夫妻にも「佐東先生、ここから失礼します」と言って手渡した。

その光景を見ながら私は『先生?、いわゆる士業?医者か弁護士かそれとも税理士?ということは、この女性は奥様かも?』と推理しながら親友の話しを頷きながら聞いていました。

蛭川は特に趣味のゴルフ、ディズニーランドの話しや職場の女性社員や病院の看護師さんの話しをするのが好きで人の話しを聞くのは苦手なタイプだった。

そんな彼と飲みに行く時の殆どが私が聞き役に徹する事が多かったのです。

当時の私はゴルフはやっていましたが、ディズニーランドは過去に一回しか行った事が無く全く興味無かったので唯一女性社員や看護師さんの話だけは興味を持って聞いていました。

また蛭川は酒が入った時の話しは何を話したか覚えていないらしく前回と同じ話しを何回も聞かされているので私は聞き流すのが癖になっていたのも事実でした。

そんな彼でしたので、製薬会社のMRを経て支店長に昇進したのが不思議であり、支店長が務まっている事に不思議でもありました。

私は隣に座ったご婦人の豊満な胸とエロい大きな尻が気になっていたので、酒が入って更に饒舌になった親友の話しを適当に相槌を打ちながら聞き流し、隣の話しを聞き耳を立てていたのです。

隣の男性は料理をただただ黙々と食べているだけで、ご婦人は日常の家庭の話しを一方的に報告しているだけのようでした。

つづく
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