FC2ブログ
 

官能私小説ノート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

歯科医 純子 47話 ディナー

夕食の時間がきたので純子を起こし服に着替えて純子は化粧を直して食堂に向かいました。

まず、スパークリングワインを注文し、その後赤ワインをボトルで頂きました。

夕食はバイキングで、最近のホテルに多いスタイルです。

料理を運んできて色々話しながらゆっくりと楽しい時間を過ごしました。

純子は学生時代の話しや同居している両親や子供の話しをしていました。

父親は歯科医院の院長で、まだ景気が良かった時に近所の土地を買い漁ったが、今と成っては返済が大変でかなり焦げ付いていると言いました。

母親は脳梗塞を以前にやり、今では認知症になっていて、手を煩わせていることも。

長男は今、中学一年生で高校は進学校を目指していると言い、大学は当然医科大学をめざし、長女はまだ小学生でした。

長男はクラスでは優秀ですが、医科大学に入学できるかは微妙のラインらしく、もっと勉強してほしいと思っているそうです。

医者の家系はそういう意味では大変です。

ご主人の話しは意識しているのか話そうとはしませんでしたが、殆ど以前に聞いた内容そのものでした。

私は彼女の話しをニコニコしながら相槌を打って聞いているだけに終始しました。

女性は話しを聞いてくれるだけでストレスが吹き飛ぶとテレビで見た事を思い出して、ただただ聞いてあげました。

話しを聞いていて彼女の日常のストレスでその他諸々あるんだろうが大きなものを3つを上げると

1位 意識して言わないようにしていたがご主人の事。 

2位 歯科経営と家計の心配だろうか、派手な生活に見えても経営と家計は火の車に近いよう。

3位 同居の実母、脳溢血から認知症になって毎日の世話が大変。妹の精神病院に入院させたいが行きたがらない。

自分の話しをし終えて彼女は私の仕事が気になったようで「先日頂いた名刺には和夫さんの会社名は印字されていなかったの、でも割烹の女将さんは確か会社名を言い和夫さんを社長さんだと言っていたけど」と。

私「プライベートで純子と会ったのに会社の名刺を渡すのは個人的に好きじゃないんだよね」

純子「社名が入った名刺、私にも下さらない?」

私「今日は持ってきていないから次回会った時に渡すね」

純子「確か女将さんは10軒の姉妹店があるって言っていたけど、」

私「正確には7軒だけどね」

純子「飲食店ばかり?」

私「いや、飲食店が中心だけど美容室やクラブもやっているよ」

純子「え・・・、そんなのも、凄いじゃない」

私「各店を独立採算にして各店の店長を社長に据えて全権を与えて経営させているから今の所は何とか」

純子「じゃぁ、うちの歯科医院も父が亡くなったら和夫さんの会社で経営して貰おうかな?」

私「冗談は止してよ、まぁ今日はお互い日頃のつまらない事は一切忘れて楽しもうね」と言うと「うん、そうする」と答えました。

ワインがかなり残ったので部屋に持って帰っても良いかとスタッフに聞いたらOKだったので部屋で飲む事にしました。

つづく

スポンサーサイト
[PR]

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。