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官能私小説ノート

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横浜 オーナーの娘 1話 ヘルプとして派遣された

注 華道教室の母娘たちとの付き合いと同時進行でしたのでそれぞれを5話づつ更新し同時進行させて頂きます。

渋谷の店で3年が過ぎ調理師になって4年を迎えました。

南青山時代からではたった5年しか修行していないのですが、いよいよ料理長の息が掛かった店に派遣される時期になり横浜のイタリアンレストランにヘルプとして派遣される事になったのです。

そのレストランには元々料理長がおり、2番の調理師がいて3番目のヘルプとして派遣されました。

私の下に3名の調理師がいたのですが私が派遣されてから順繰り辞めていきました。

元々は6人の調理師で回した厨房でしたが、料理長が昔気質で調理師の出入りが激しかったのです。

料理長は渋谷の店の料理長のお弟子さんで長年、料理長に付いて修行した人でした。

その店は60席ほどの店でその地域では有名な店でした。

ホールのスタッフはオーナーの一人娘の、瑞江(23歳)が名前だけの総支配人でその下にプロの支配人がいてその下に主任のソムリエ、主任のギャルソンがいてその他アルバイトやパートのスタッフがいました。

その総支配人でオーナーの一人娘に対して昔気質の料理長以下調理師が不親切で辛く当たっている事に私は驚きを隠せませんでした。

この店のオーナーは料理長以下調理師達なのかと錯覚しそうな感じの威張り方で見ているのも嫌でした。

調理師たちはホールのスタッフたちにも威張っていてチームワークは決して良いとは言えない店で雰囲気は最悪でした。

最初は私も様子見で静かにしていたのですが、半年を過ぎる頃には自分らしさを出すようにしました。

オーナー同席の全体会議の時に他所の店から来た者としてこの店の雰囲気を率直に述べてほしいと言われたので私は率直に思っていた事を述べさせて頂きました。

まず第一にスタッフ同士のチームワークが悪い店と思っており、これではいくら美味しい料理を作って提供したとしても今以上に業績を伸ばす事は難しいと生意気にも言ってしまったのです。

こんな事を言えた調理師は今までいなかったらしく料理長の顔色ばかり見ていたスタッフ達だったので、オーナーも総支配人の瑞江も驚きを隠せないという顔で私の話しを聞いていました。

更にはホールの支配人以下のスタッフたちは「良く言ってくれた」と会議の後で言われました。

私は支配人に「貴方方が声を大にして言うべき事でしたし今まで言わないから良いようにされていたのです。」ときっぱり言いました。

私は厨房とホールがいがみ合っていては売り上げも上がらずスタッフの士気も上がらなければ店としての利益も増えないことによって自分の給料も上がらないのは困るし真剣に仕事していても給料が上がらないのでは夢も希望も無くやっている意味もないと思っていてその事も含めて申し述べたのです。

何よりも一番に自分の給料を上げたい一心でした。

その後、料理長と2番抜きで、オーナーと総支配人の瑞江そしてホールの支配人以下スタッフと私で再度会議が行われました。

その時の話しはオーナーが渋谷の総料理長に今の料理長と2番の入れ替えをお願いするという事でした。

今の料理長と2番に辞めてもらって次の料理長には私を推薦したいと言うことだったのです。

私は強く反対しました。

何故なら料理人の世界は縦社会でオーナーが今の料理長と2番を見限り辞めさす事を渋谷の総料理長に頼んだら万が一、渋谷の総料理長が臍を曲げた場合、次の調理師を回してもらえなくなるのを恐れたからでした。

私を含めた渋谷の総料理長の弟子達は渋谷の総料理長から「上がれ」と言われれば素直に従わなければいけないからでした。

私自身も渋谷の総料理長に逆らって今後の調理師の道を歩む気は更々なかったのも一つの理由でした。

しかしオーナーはこの話しを前に進めたいと強気の姿勢を崩さなかったのですが上記の説明をして今いる料理長と2番を上手に使って自ら辞める方向に持っていく方がこの店の将来にとってもオーナーご家族にとってもまた今居るスタッフにとっても得策だと伝えました。

既に私がこの店に半年間勤務して料理長と2番が自ら責任を取って辞めなければいけない問題がありその事実を指摘したのです。

それは仕入れ業者から袖の下(バックマージン)を貰っている事実があったからです。

総支配人の瑞江に仕入れ伝票のチェックをしてもらい渋谷の店の仕入れ原価と照らし合わせてもらったのです。

渋谷の店と同じ業者が入っていて渋谷の店とほぼ同じレベルの食材を仕入れていたのですが、この店の食材の殆どが渋谷の店の10%~30%ほど上乗せした金額で納入され請求されていて、料理長と2番が業者からお金の入った封筒をそれぞれ受け取っている場面に遭遇していたのです。

この事実をオーナーから渋谷の総料理長に告げれば、今の料理長と2番は責任を取って辞めざる終えなくなるし、お店にもオーナーにも傷が付かなくて済むし、渋谷の総料理長が派遣した料理長そして2番なので彼ら自身が逆に渋谷の総料理長の顔を潰したという事で二人は破門され、オーナーは渋谷の総料理長に貸しを作った形になるし、今後も渋谷の総料理長とは良い関係でいられると話しました。

そしてオーナーは今居る料理長と2番に損害賠償をしてもらえば良いと話しました。

オーナーと総支配人の瑞江はこの件を渋谷の総料理長に話したら出何処は私になって迷惑が掛かると心配してくれました。

私は「自分の給料は正々堂々と上げて頂きたいのでそんな上司と一緒にやっていたら売上も上がらないし会社の利益も上がらずひいては自分の給料も上がらないのでそれだったら私自身が悪者になってもそんな上司は辞めてもらわないと困るので私を悪者にしてもいいです」と伝えました。

オーナーは何度も私に「それで良いのか」と尋ねたのですが私は「大丈夫です」と答えました。

後日、オーナーは渋谷の総料理長と話し合いを行い、料理長と2番の不正を知らせ、今の料理長と私を替えたいと伝えました。

渋谷の総料理長は横浜(私が勤務する店)の店の料理長と2番を呼び破門を伝えました。

料理長と2番は責任を取って退社しました。

オーナーは二人に弁護士を通じて損害賠償請求をしました。

そして渋谷の料理長から私が呼び出され横浜の店の料理長になれとの命令が下されたのです。

私は「自信が無いです」と伝えると「バックアップはするから頑張ってやってみなさい」と激励されました。

更に私の下の2番以下は全員、渋谷の総料理長が入れて下さる事になったのです。

半年前の入社時の給料が1ヶ月15万円だったのですが、料理長になって直ぐに25万円に上がりました。

オーナーは建設会社の社長でこの店の母体はこの建設会社だったので社会保険や厚生年金は全てこの建設会社の社員としての待遇だったので年二回のボーナスもありました。

つづく

いつもご協力ありがとうございます







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