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官能私小説ノート

バイト先の40歳代の女社長 1話 社長宅


級友で1年ダブった長島と親友になり長島が毎日バイトしている南青山のパブレストランを紹介してもらい私も水曜日以外は学校終了後、バイトさせてもらう事になった。

当時は南青山といっても今ほど栄えていた訳ではなかった。

店は6階建てのビルの一階にあってコックさんが2人、ホールには女社長を含め5人、そして私は厨房の洗い場で食器を洗った。

勤務時間は夕方の5時から9時半まで日曜・祝日は朝9時から入って通して夜9時まで途中昼と夜の賄い時に30分づつ1時間の休憩を入れて12時間ビッチリ働いた。当時の時給が500円で平日1日が2,250円、日・祝日が6,000円休憩時間の1時間も時給に換算してくれていた。

夏休みや冬休みなんか週一だけ休みを貰って毎日入ったので1ヶ月で12万円以上稼いだ事があった。

長島は高1から毎日、働いていたのでホールでウエイターをやっていた。

高1の最初からと言っても一年ダブったから実質は1年半やっていた訳でウエイターとしてトレンチを持って働く姿は玄人はだしで格好が良く、私の憧れでもあった。

何と言ってもレストランでバイトするのに嬉しいことはプロの作る賄いを無料で食せる事だ。

このパブレストランのコックさんは皆、有名ホテル出身だったので、賄いは特に美味しかった。

賄いと言っても屑の食材で作った物ではなく、新メニューとして開発し、まだメニューに上げていない料理を賄いとして食べさせてもらった。

また当時は景気が良かったのか食べられるだけ食べて良いと言われ大食漢の私にとってはこの上なく嬉しかった。

BGMはジャズで大人が集う店というシックでお洒落な店だった。

半年、続いた頃に真面目に働いていたので時給を100円上げてくれると女社長に言われた。

当時の100円の価値は今で言えば1000円くらいの価値に匹敵して私にとってはとても大きかった。

また厨房では洗い場だけでなく包丁を使っての野菜の仕込みなども任されていたし、日・祝日の勤務日の休み時間には二階の事務所を掃除するとバイト料+αが貰えた。

ある日の土曜日、誰も傍に居ないレジの所で女社長から「真面目で一生懸命だからご褒美を上げたいから今夜、家に来ない?」と言われた。

ご褒美とは何だろう?と思って嬉しかったので二つ返事で社長のお宅を訪問することにした。

いつもは仕事が終わると長島と帰っていたがこの日は「用事があるから先に帰ってくれ」と言って社長に教えてもらったマンションの一階で社長を待った。

社長が息を切らせて走ってきて、「上がりましょう」と言ってエレベーターに乗った。

社長は40歳代と言っても色白で胸も尻も豊満で顔も私好みで認知科学評論家の中野信子さん似の美人だった。

お宅は店から歩いて1分ほどのマンションの5階だった。

ドアを開けると2畳ほどの玄関がありその先は廊下で右側に風呂とトイレがあり廊下を挟んで部屋が一つあってダブルベッドがある寝室になっていて廊下の奥には全面ガラス張りの部屋があった。

その奥の部屋に通されソファに座らされた。

「何飲む?」と聞かれ、

「何でも」と言うと

「ワインでもどう?」と言われ

この時は酒にはめっぽう弱かったので「ソフトドリンクがイイ」とも言えず

「ハイ」と答えてしまった。

つづく

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