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官能私小説ノート

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横浜 オーナーの娘 38話 母娘との関係終了

(エッチな描写はありませんので読み飛ばして下さい)

オーナーの奥様から電話があったのは先日、華道の先生と娘そしてオーナーの甥っ子という鈴木と一緒に食事に行った日の一週間後だった。

第一声に「店のアルバイトとパート以外の社員全員が総上がりしちゃって今、店は大変な事になっているの」と。

私は事情を知らない振りをして「それでどうしたんですか?」と聞いた。

奥様「うちの主人と渋谷の総料理長の間で何かトラブルがあって総料理長が怒って全員を総上がりさせちゃったの」と言った。

私はただ聞くしかなかったので聞いていた。

奥様「そんな状態だから貴方直ぐに店に来て頂戴」と。

私「自分の店があるから行けないですよ」と言うと

奥様「随分、冷たいんじゃないの」

私「私は辞めた人間ですし渋谷の総料理長の門下ですからこれでそちらに行ったら破門されちゃいますよ、それに今まで奥様は店の事でタッチしていなかったじゃないですか?」と言うと、

奥様「今、主人と離婚調停中で店は私にくれると言う話しになっているのよ」

私「そうだったんですか、いよいよ離婚を進めているんですね」

奥様「だから今から直ぐに店に来て頂戴!」

私「取り合えず私も立場がありますから渋谷の総料理長に事情を聞いてから折り返し奥様に電話しますね」と言って電話を切った。

渋谷の総料理長に電話を入れて事情を聞くと給料の高い支配人を辞めさせてその代わりに鈴木を支配人にすると一方的に言われたのが事の発端だったらしい。

そんな事を急に言われたら総料理長の立場だったら怒るのも無理はないと思った。

オーナーも我侭だけど母娘も同じような自己中、死んでも直らないんだろうなと思った。

奥様から直ぐに来てくれと言われたけど行っても良いのかを尋ねると行っても良いけど仕事はするなと言われた。

奥様に折り返し電話をした。

「仕事はしませんから、それでも良ければ今から行きますけど」と言うと「それでも来て」と言うので行った。

店に着くと店内は暗くしてあって厨房の中に鈴木とアルバイトとパートが数名だけいてレジに奥様と娘が目を真っ赤にして途方に暮れていた。

オーナーは居なかった。

奥様と娘は「どうしたら良いの?」と聞いてきたので私は「職安か調理士会に電話して人を頼むしかないと思いますよ」と言うと電話帳を出してきて奥様が電話した。

でも急だったので直ぐには手配できないと断られたようだった。

奥様と娘は「依田さん、貴方が中に入ってやって」と言われたが、

「電話で約束したじゃないですか、行くけど仕事はできない」と。

相変わらず自己中の家族なんだからと思ってこのまま居ても仕方ないので「私帰ります」と言って厨房の鈴木に「支配人、これから大変でしょうけど頑張って下さい」と言って店を出た。

私が店に着いたと同時にまた奥様から電話が掛かってきて「私たちがこんな窮地に立たされているのに何の助けもしてくれない貴方を見損なった」と言われ、更に「もう私たちの付き合いはこれで終わりね」と言われた。

私は黙って聞いていたが本当に嬉しかった。

正直言って自己中のセックスに対しても嫌気がさしていた頃だったからだ。

この店は一ヵ月後に倒産・閉店した。

(END)

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