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官能私小説ノート

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独立開業 11-9話 幸枝(税理士事務所の職員・46才)

(エッチな描写はありませんので、ご興味のない方は読み飛ばして下さい)

ここの広東料理は子供の頃から食べていたので大好きなのです。

私の大のお気に入りは五目焼きそばと焼売 です。

五目焼きそばのブイヨンの濃さが何とも言えない味だったのです。

修行時代の賄い当番の時には何度もこの五目焼きそばと焼売 を再現しては失敗の繰り返しをしていたほどでした。

その時に何度も失敗をしている私を見かねた料理長が「依田、お前は何でそんなにバカの一つ覚えのように毎回、五目焼きそばと焼売を作ってるんだ?」と訊かれた事がありました。

フランス料理の店での賄いですから、他の同僚や先輩はどうしても洋食系の賄いを作る中ですから目立つのです。

私は子供の頃から気に入って食べていた亜〇亜のこれらの料理を再現してみたいという事を話すと料理長は「じゃぁ、今度一緒に行こう、俺が食べたらその味を再現してやるから」と言われたのでした。

ある飲み会の終了時に料理長と一緒に行きました。

明くる日の賄いの時に料理長は、ほぼ同じ材料でこの二つの料理をほぼ同じ味で再現されたのです。

その時に料理長の味を見極める舌の鋭さと料理技術を学び感動したもので、レシピをその場で教えて下さいました。

私が当時師事した料理長はレシピを隠すような事はしない大らかな師匠でもありました。

店内に入って二階に案内されて私はビールとザーサイを先に注文して、その後、五目焼きそばと焼売、彼女は五目チャーハンを注文しました。

グラスとビールとザーサイが運ばれてきたので、幸枝のグラスと私のグラスにビールを注いで乾杯をしその後、私は幸枝に幼稚園の頃に祖母や親戚と良く行った錦鯉の泳ぐ池〇苑の中華料理の話をしてあげたのです。

今でも鮮明に覚えている衝撃的な池〇苑の料理でした。

一番強烈に覚えているのが、鯉の丸揚げの甘酢あんかけです。

大きな食用鯉が丸ごと大皿の上に泳いでいるかのような形そのままの姿で、上には色とりどりの野菜の甘酢あんかけが掛けられている料理でした。

当時の私の歯は虫歯だらけで噛める歯など無かったのですが、その美味しさに幼少の私も釘付けになって味噌っ歯で一所懸命に食べたのが記憶にあるのです。

口の中に魚を入れるとシャリシャリシャリ~、ホロホロホロ~と骨ごと崩れていく美味しさに感動したものです。

そして最後には大人たちはチャーハンを食べているのですが、私だけ白飯にザ-サイを食べるのです。

このザ-サイの塩気と白飯の甘みが相まって美味しくて池〇苑での食事会では私の定番中の定番でした。

こんな話を彼女にしていると、幸枝は目を細めて楽しそうに聞いていました。

(つづく)



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