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官能私小説ノート

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前妻 千春 4話

(エッチな描写はありませんのでご興味の無い方は読み飛ばして下さい)

彼女は「全てを貴方におんぶに抱っこしていたのでは申し訳ないから抱いて」と言われたのですが流石に妊娠している女性を抱くのは可愛そうでしたし、これで抱いたらあの金を使って返さない男と変わらないと思って、

私「そんな事は気にしないで大丈夫だよ」と言いました。

彼女「だったら私、毎日の洗濯と掃除そしてご飯ぐらいは作らせて」と言われたので

私「じゃぁ、お言葉に甘えてお願いしちゃおうかなぁ!」とあえて明るく言いました。

最初は愛情のない変則的な同棲生活の始まりでした。

同じ屋根の下でセックスをしない同棲生活は私にとって初めての経験でした。

心身ともに彼女が落ち着きを見せてきた頃に、まずは以前の同居人(男性)のアパートに彼女と一緒に行って彼を呼び出して話しを付けました。

彼女は「今はこの人の部屋で生活しているから別れます」と言うと、彼は渋々何の抵抗もなく納得してくれました。

当時の私は彼や彼女よりも年下でしたが、如何にも私の体格と風貌が彼らよりも年長者に見えたでしょうし、アッチ系の怖そうな人、いわゆるチンピラに見えたからだと思いました。

ただ一言彼は彼女に「俺たちの子供はどうするの?」と訊いてきました。

彼女「この人がお金も出してくれるし署名もしてくれるから中絶する」と。

こんな言葉を見知らぬ男の前で言われた彼の気持ちは他人事ではありましたが同じ男として居た堪れない気持ちで見ていました。

私だったら絶対にそういう事はしないと、この時にそう思いました。

ただあの時の彼としては心底助かったと思ったのかもしれません。

何せ同居人の女性の金を使い切った男ですから、彼女が中絶したいと言ってもお金は出せなかったでしょう。

だからと言って幸せな結婚生活が待っていたかと言ったら、それも疑問でしたが。

(明日のブログに続きます)

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