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官能私小説ノート

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前妻 千春 6話 妻の元同棲相手と遭遇

(エッチな描写はありませんのでご興味の無い方は読み飛ばして下さい)

その後、私は横浜の緑区のレストランにヘルプ要員として回される事になったのです。

このお店の経営者は、とても従業員思いで、ヘルプの私にも給料の他に2DKのアパートを貸して下さると仰って頂いたので、それであるならばという事で社長ご夫妻に彼女の事情を正直に話すと「一緒に住んでも良い」と言われたので彼女共々、引っ越したのでした。

創業した店を撤退させた時から長きに渡って住んでいた、忌まわしき曰く付きの部屋から開放された日でもありました。

そのアパートの事を知らない読者の方もおられると思いますので、再度説明をしますが、最初の独立創業した店を撤退した際に無一文になったので、知り合いの不動産屋さんのお計らいでトイレ、炊事場共同のアパートで自殺した部屋の隣を安い家賃で貸して頂いて住んでいたのでした。

その部屋の家賃も安かったのでそのまま借りていました。

その半年後に若気の至りで彼女と籍を入れる事になったのです。

式は上げませんでした。

できれば周囲には知らせずに隠して、今までの女性関係はそのまま継続していたかったからでした。

こんな邪な気持ちで結婚したのです。

そういう意味では前妻には大変に申し訳なかったと思っていますが、彼女は彼女で、私に隠れて邪な事をしていたのが後々に発覚していったです。

ただ、彼女の九州の実家には挨拶に行きました。

実家は木造の一戸建ての県営アパートでした。

彼女は三人姉妹の真ん中で姉と妹は九州に居て既に結婚していました。

式を挙げないで結婚する事へのお詫びをご両親にすると、親父さんが妻の居ない時に、私に「聞いているとは思うけど、千春は高校時代からグレテしまって、家に寄り付かなかったんだよ、手が付けられない程だったんだよ、そんな娘を嫁にもらってくれてありがとう、あんな娘だけど宜しく頼むな」と言われたのでした。

その後、皆で町に食事に行った時に、妻が美味しいと言う飲食店に行きました。

奇遇な事に同棲していたと言っていた、昔の彼が女性や若い衆を連れて食事に来ていたのです。

妻と私はその彼の周りの若い衆に連れられてその彼の席に行ったのでした。

彼と言っても50歳は過ぎていた白髪の初老の恰幅の良い男性でした。

彼は妻に「東京に行ったんだってな、若い者から聞いたよ、俺のモノが恋しかっただろ?、それとももう忘れちゃったかな?」とふざけて言いました。

私は悔しかったですが、取り巻きが沢山いて、こんな場所で暴れても勝ち目が無いので目から血が出そうなくらい悔しかったのですが我慢しました。

その後、その彼は私に「お前は何処の組のもんだ?」と訊いてきたので、妻が「この人は堅気よ」と言いました。

妻はその時に彼に「あの時はすみませんでした」と謝罪して、「この人と結婚するから帰ってきたの」と言うと、

その彼は「俺から盗んだ100万を返してからだろう?結婚の話しは」と言われたのでした。

(つづく)

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