FC2ブログ
 

官能私小説ノート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

前妻 千春 13話 渋谷の店時代の後輩を

店はヘルプの形で入ったのですが、最初に居た料理長と二番が辞めてしまったので、私が急遽、料理長になることになったのです。

その前に、社長の奥様から打診があったので、「私は師匠の命令でヘルプとして来た身なので師匠と相談して頂ければ」とお願いしました。

奥様は師匠に相談して就職する事になったのです。

勿論、給料は一旦、師匠の口座に入れてその後、私の口座に振り込まれる形は以前と変わりませんでした。

そんな中でいつまでも私の下の料理人を師匠が回して下さらなかったので、師匠に連絡して、下を入れても良いか相談をすると、師匠の方も「人手不足なので人を回せないから好きにしなさい」と言われたので、創業の店を一緒にやってもらっていた崇と茂たちとは違う後輩二人を呼んだのです。

彼らが来ればとりあえず百人力です。

社長の奥様は彼らの姿を見て大変に喜んで下さって、彼らにもそれぞれ2DKのアパートを借りて下さり、更には多額の給料をも出して下さったのでした。

勿論、彼らも師匠の孫弟子ですので、一旦、彼らの給料も私同様に師匠の口座に振り込まれ、後ほどの彼らの口座に振り込まれるという形でした。

お陰で店は大繁盛して、お客様は長蛇の列を成したのです。

その後、ホールの方も手薄になったので、同じく渋谷時代にギャルソンをしていた同僚を支配人として呼び寄せて一緒に仕事し出しました。

その頃は私たち夫婦は仲良く過ごしていました。

特にセックスが大好きだった千春は、毎晩のように私を求めました。

私も嫌いじゃなかったですし、千春は経験豊かでしたから、様々な体位を求めてきていて、私自身も様々な体位を試みました。

ただ、どうしても私の心の片隅に残った違和感があって、それだけは最後の最後まで拭い去る事はできませんでした。

初めて千春を抱いて、中イキの絶頂を迎えた瞬間に九州時代に同棲していたあの彼の名前を呼んだ事で、それ以降は、(もしかして、この絶頂感は私ではなく、その九州時代の彼とのセックスを思い出してアクメに達しているのかも?)という疑問だったのです。

当時は若輩者の私でしたので、そういう意味での自信がイマイチ、持てて無く妻には言いませんでしたが、心の片隅に燻っていた事だけは確かでした。

(つづく)

いつもご協力ありがとうございます




スポンサーサイト
[PR]

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。