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官能私小説ノート

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前妻 千春 85話 出勤2日目

和食の板前さんは36才で中華のコックさんは32才でした。

私はまだ25才になったぐらいでしたので、2人共に先輩だったので、働きやすかったです。

何故なら、後輩ですから、知らない事は「教えて下さい」と言って教わる事も出来ますし、飲みに連れてってもらったり、結構可愛がってもらいました。

でもこの先輩2人が仲が悪かったので、間を取り持つのが大変でした。

元々、ジャンルの違う料理人は余り仲が良くないものなのです。

私は国籍やジャンル、そして老若男女は全く気にしないタイプだったのですが、意外と料理人は気持ちが小さい人が多かったので、そのようなトラブルは付き物でした。

でもこのお店での私はとても勉強になりました。

和食の板前さんは、赤坂、銀座、六本木などに店を持つ料亭のご出身者でしたので、仕事は良く出来て色々教わりました。

また中華の料理人さんも横浜中華街の有名店ご出身だったので、中国料理も沢山教わりました。

で、私は料理に対してはファジーと言いますか、ジャンルを超えても美味しければOKの価値観を持っていたので良い意味で好い加減な性格だった事が功を奏して、お二人から教わった料理を合体させて、和食と中華の良い所取りをさせてもらって、それをベースにイタリアンやフレンチのテイストを混ぜ合わせて新たな料理を作ったのです。

そしたら何と、常連のお客様に受けちゃって、いつの間にか先輩たちを押し退けて、私の考案した料理がメニューに上る事になったのです。

そしたら社長ご家族に目を掛けて頂き、仲が悪かったお二人の料理人を辞めさせて、「依田君が料理長になって若い人を入れたらどうか?」と言われたのですが、

私は「一軒の店に就職して長く勤務するのが苦手なので、その旨を伝え、お二人の先輩方には色々教わったので、ご本人たちが辞めると言うまでは、店の方からは辞めさすのは止めて頂きたい」とお願いしたのです。

お二人の先輩たちは私にはとても優しくて色々教えて下さるので有り難い存在だったですし、和食の板前さんは店の近くに奥様と住んでおられ、店が忙しくて徹夜仕事がある時はお風呂などを貸して下さったり、河岸に一緒に行って、魚の選び方なども懇切丁寧に教えて下さっていたのです。

また中華の先輩は、私を様々な料理屋に連れてって下さり、ポケットマネーでご馳走して下さっていたので、とても有り難い存在でした。

ただ、先輩たちの悪いところは経営者ご家族、特にお嬢さんや息子さんたちに辛く当る所だったので、社長ご家族に煙たがられていたのでした。

私の将来の夢は、自分が現役でオーナーシェフとしてやるのではなく、完全なオーナー業をしたかったので、料理のジャンルに拘る事無く、様々なジャンルを学んで、様々なジャンルの料理人を使えるように成りたかったのです。

料理人は、素人の経営者をバカにする事が良くあったので、私は料理人たちに一目置かれる経営者になりたかったので、ジャンルには拘りたくなかったのです。

(つづく)

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