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官能私小説ノート

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18-1話 秘書の芳江が誕生日を祝ってくれると言われ

それは・・・芳江からの申し出でした。

芳江は婚約者との婚約を破棄したいと言い出していました。

そして私と真剣に付き合いたいとの気持ちを聞いたのです。

私はまだ結婚する気は無く、芳江はそのまま、婚約者の彼と続けてくれる事を願っていましたが、彼女は彼と別れるの一点張りでした。

芳江「明日のシェフのお誕生日には・・・私をシェフの好きにして欲しいの・・・でも・・・、一つだけお願いが有るの、恥ずかしいから、きっと逃げ出してしまいそうになるから・・・だから、ね?私を縛って・・・?」

彼女からの突飛な申し出に、私は驚きを隠せぬと言う表情を見せて暫くの間、沈黙が流れました。

私はSMの趣味は無いので少々困ってしまったのです。

芳江「もしかして・・・変に誤解されてしまった?それとも私・・・淫らな女だと・・・呆れられてしまったかな?」と、彼女は恥ずかしさと後悔とでグルグルと頭の中を駆け巡っていっているようでした。

私はそんな彼女の不安そうな顔を見て可愛そうになり、「ありがとう・・・」と言って彼女をギュゥッと・・・力強く抱き締めました。

私はチラリと腕時計に視線を走らせ、「今、21時だね、ちょっと家に戻って、お前のマンションに行っても良いかな?今夜はそのまま、お前の部屋で過ごしたいんだ、明日は仕事も休みだし・・・」そう告げた私に、彼女は何度も頷き肯定の意志を表してくれました。

少し間を置いて、恥ずかしそうに芳江は「私だっ て・・・最初からそのつもりだったんだもん」

私が一旦、執務室を後にし彼女は一人・・・私の帰りを待っていると、どうしようもないほどの震えが身体の奥底から湧き上ってきてしまったそうです。

芳江「凄く恥ずかしい事を言ってしまったのかもしれない、でも、発してしまった言葉は、もう無かった事にする事は出来ないし・・・」と。

私がこの執務室と私の部屋を往復するのに一時間は必要で、彼女のマンションに行くのには、更に30分は要しました。

彼女も仕事を上がってマンションに帰り、部屋の掃除をして、料理を作り、酒を用意して、その後、バスルームに。

この後の話しは彼女から後ほど聞いた話ですが、脱衣所で着ていた衣類を脱ぎ去り、洗面台の鏡に映し出された全裸の姿は見慣れた筈の自分と何処か少し違う気がして、彼女は思わず目を背けてしまったそうです。

曇りガラスのドアを開けて彼女は浴室へと入って行き、シャワーを手に取り、湯の調整をして・・・、そっと右肩から湯を浴び始め、私が戻るまでに・・・せめて身体だけは綺麗に洗い清めておこうと思っていたそうでした。

(つづく)

いつもありがとうございます





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