FC2ブログ
 

官能私小説ノート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

20-14話 セフレはセフレ、それ以上でもそれ以下でもない・芳江(1986年12月20日)

ホテル内は12月に入るとクリスマスツリーが飾られ、クリスマス一色になり、第二週からは、クリスマスディナーの予約が入ってきます。

12月は末にならないとほっとできない程の書き入れ時です。

仕事を終えて執務室に居ると、秘書の芳江が「お先に失礼します」と言って、ニコニコ顔で私の横に来ました。

私は「今日はやけに嬉しそうじゃない?」と言うと、芳江は「今日はデ-トなの」と。

私は「それは良かったねぇ、大いに楽しんで来てよ」と言いました。

芳江は「誰とデ-トか知りたくないの?」と訊いてきましたが、私は「別に」と答えました。

芳江「フロントの佐々木マネージャーからクリスマスディナーに誘われて行くの」と。

私「それは良かった、佐々木君はスポーツマンだし、誠実だからね、芳江の事を大事にしてくれると思うよ」

芳江「シェフは心配じゃないの?」

私「何で心配しなくちゃいけないのか、分からないんだけど、この間、芳江から結婚の話しをされたけど、私はもう一回独立開業しようと思っているから、今は結婚は考えられないからさ、佐々木君だったら、芳江の結婚願望を満たしてくれるかもしれないじゃない、愛した人が幸せになってくれるのは、嬉しい事だからさ」

芳江「何よ、良い人ぶって嫌な感じ!、ではお休みなさい!、失礼します!」と言って不機嫌そうに帰って行きました。

私は弘子と会ってから、弘子に夢中になっていて、セフレはセフレとして、それ以上ではないと思えたのです。

後日、芳江が佐々木君との報告をしてきました。

私は「そういう話しは他の人に話すのはタブーだと思うし、聞きたくないね、そんな芳江の事だから、私との事も佐々木君に話したのかな?」

芳江「言う訳ないじゃないですか、私、シェフの秘書ですよ」

私「それはどうかな・・・?」

それ以降は芳江を抱く事はありませんでした。

(つづく)

いつもありがとうございます



スポンサーサイト
[PR]

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。