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官能私小説ノート

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弘子とのその後 2-2 弘子の両親と会う

弘子からの電話でご両親と会う日時を指定されました。

私は事前に地元名物の相模屋さんで葛餅を買い、タクシーで向かい、弘子は時間前から門の前で待っていてくれていたそうです。

玄関に入ると、母親が正座して三つ指を付いて出迎えてくれました。

玄関の土間から靴を脱いで上がると、応接間には父親が腕を組んで怖い顔をして既に待ち構えていました。

促されるようにソファに座り、持って来た手土産を渡すと、「君のご実家の近所だったよね」と言った時に弘子の顔色が変わったのです。

私は「はい、良くご存知ですね」と直ぐに言うと、父親は『しまった』というようなバツ悪そうな顔をしたのです。

その後はその件には触れずに話しを変え、一般的な話しになり、その後は弘子の父親や祖父の国家公務員時代の話しや、父親の兄弟や母親の兄弟の仕事の話しにも及び、親戚中に私の話しをしたところ、全員が反対していると言われ(後で弘子が話してくれた事では親戚に相談はしていなく、父親の作り話しだった)弘子の夫は公務員や大企業のサラリーマンを希望していて、私との交際は反対だと言わんばかりの話しで、私の話しは一切聞こうとしてくれませんでした。

その間、弘子はずっと無言でした。

私は一方的な話しだけを聞かされて、更には両親だけではなく親戚一同にもそこまで嫌われているのでしたら、弘子の事は諦める気持ちにもなりつつありました。

父親は自分の話しを終えると、「寿司を取ったから食べて帰りなさい」と言われたのですが、一緒に食事をする気持ちが無くなり、「お気持ちだけ頂きます」と言って帰らせて頂こうと思い、席を立つと父親は席を立って「君は人の好意を踏み躙るのか!」と大声で叱責されました。

私は「申し訳ありません」と言って、席を立ち、弘子に「ごめん、今日はこれで帰るから」と言って席を立ち、玄関に行き、靴を履きました。

玄関の扉を開けて外に出て閉める前に深々と礼をし「失礼します」と言い、門を出ると、弘子は走って出てきて、「今日はごめんなさい」と涙ながらに言いました。

私「弘子が悪い訳じゃないから気にしないで」と言って、弘子にも頭を下げそのまま帰宅しました。

(END)

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