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官能私小説ノート

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弘子とのその後 7-1 結婚を焦る弘子

結婚式に憧れるほどの歳ではないだろうと思っていた弘子は25歳でした。

私は、結婚式や披露宴には全くと言って良い程、やりたくなかったのですが、弘子は初婚だった事もあり、女性ですから式や披露宴はしたいだろうなとは思っていました。

以前に私との結婚式はどうしたいの?って話になった際に、弘子は「育ての両親に今までの感謝の気持ちを添えて花嫁姿だけは見せてあげたいと思うから、家族だけのこじんまりした式でいいと思ってる」とそう言った事があったのです。

私は弘子に「式や披露宴って結婚する二人の為にあるんじゃないと思ってるんだよね、一番は新婦の両親の為だと思ってるんだ、だから本当は弘子のご両親に結婚を認めてもらった上で式や披露宴が出来たらと思ってる」

徐々にですが私の2度目の独立開業の事が頭にあって、時間的な余裕も無くなり、障害だらけの弘子との結婚が弘子への言葉とは裏腹に面倒になってきていた時期でもあったのです。

それでも弘子と付き合い出して、三ヶ月が経ったある日のデートで初めて手を握り、その三ヵ月後に初めてキスをして、その半年後に、私との付き合いを両親に反対された時に家出をして私の部屋に転がり込んだ日の夜に初めて彼女を抱きました。

両親の反対を押し切って家出をして同棲が始まり、私の心に「この人しかいない」と確信するまで時間は掛かりませんでした。

その他の女性たちから、弘子と同棲が始まった直ぐに電話を貰った時に、「将来を誓った彼女と今、同棲し出したので」と言って勝手だけど、強引に別れました。

一人娘だった弘子が家出をしてしまった事で、私の両親や兄弟、そして親戚の事を興信所を使って徹底的に調べ上げたのです。

その調べた内容を元に、父方の兄弟とその連れ合いと母方の兄弟とその連れ合いの情報を集めて私や両親や親戚の事を誹謗中傷の的にしたのです。

その事を聞いた弘子は両親への人間不信になってしまったと言いました。

(つづく)



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